こひきしおげ碗(伊藤明美)
御売却済
しっくりと手に馴染む小服碗です。抹茶碗、湯呑、珈琲碗、焼酎碗等、様々な用途でご使用頂けます。
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- 商品コード
- 231225-4
- 作者
- 伊藤明美
1964(昭和39)年生
- 重量
- 223g
- 胴径
- 9.5cm
- 高さ
- 7.5cm
- 底径
- 5.0cm
- 次第
- 共箱
共布
- 状態
- 新品
粉引
粉引(粉吹)とは鉄分の多い素地に白泥を浸し掛けし、
総体に透明釉を掛けて焼成した粉青沙器です。
無地刷毛目とは異なり、
高台やその周辺も含めて全面が白泥で覆われています。
表面の柔和な釉調があたかも粉を引いた(吹いた)様に見える事からの名称です。
永年の使用によって生じた「雨漏」と呼ばれる染みや、
白泥が切れて素地が現れた「火間」が見所の一つとされています。
茶碗、お預け徳利、ぐい呑みは垂涎の的として珍重されています。
15~16世紀を中心に焼成されました。
塩笥
塩笥とは胴部が膨んで口部が窄まった形状の壷です。
元来は塩を入れる器であったと伝えられています。
李朝の粉引や堅手等に見られ、
茶の湯では冬季の茶碗としても好まれています。
又、香炉や火入としても見立てられます。
伊藤明美 1964(昭和39)年生
福岡県田川市に生まれる。
1992(平成 4)年 福岡県立田川高等技術訓練校にて陶芸の基礎を学ぶ。
1993(平成 5)年 有光武元氏に師事。
1997(平成 9)年 福岡県田川市にて作陶を始める。
NHK文化センター(北九州)陶芸講師となる。
2005(平成17)年 鞍手竜徳高校にて陶芸講師となる。
京都や東京でも個展を開催し、全国に根強いファンを有する。