Private Viewing特別内覧
精製された清らかな白磁に、早春を象徴する梅枝と鳥を配し、柔らかな筆致と深みある呉須の発色が、祥瑞特有の端正さと気品を湛えています。見込みには「喜報春魁」の四字を円窓に収め、春の到来と吉祥を寿ぐ意趣を格調高く表しています。輪花の優美な造形は、器面に柔らかな陰影と静謐なリズムを添え、全体に澄んだ気韻を漂わせています。十客揃いで伝世する例はきわめて稀で、当時の上質な注文品としての格式を今に伝える一組です。
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⇒ 東京国立博物館 所蔵品(外部サイト)
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- 商品コード
- 260412-2
- 時代
- 明時代
17世紀前半
- 重量
- 約 248g(1客あたり)
- 口径
- 約 14.6cm
- 高さ
- 約 2.8cm
- 底径
- 約 10.2cm
- 付属品
- 桐箱(段箱)
- 状態(A)-(H)
- ・完品
- 状態(J)
- ・口縁に小ホツが1箇所あります(画像参照)
- 状態(K)
- ・口縁に小ホツが1箇所あります(画像参照)
・口縁に細い入が1本あります(画像参照)

祥瑞
祥瑞とは明時代末期の崇禎年間(1628-44)を中心に景徳鎮民窯で焼成された最高級磁器です。
名称の由来は器の一部に「五良大甫 呉祥瑞造」という染付銘文があることに因み、
「呉家の五男の家の長子が造った」という解釈がされています。
小堀遠州が制作や選定に関与したとする説もあり、
茶人、武家、寺院、豪商といった高度な審美眼をもつ層に受容されました。
純良な白磁胎で肉厚に成形され、手取りはずっしりと重みがあり、堂々たる存在感を放ちます。
染付は青く冴え渡り、釉薬は澄み切った透明感を湛えます。
器面を余すところなく、吉祥文様や幾何学文様で埋め尽くす意匠に特色があり、
その作風には華やかさと端正さが同居しています。
器形には桃山茶陶の影響が見られ、水指、茶碗、茶入、香合、茶巾筒、振出などの茶道具を始め、
徳利、鉢、向付、皿、酒盃などといった高級食膳具が知られています。
茶事に祥瑞を取り合わせることで、清潔感と気品が生まれ、陶器や色絵との調和も美しく整います。
































