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 天平堂
李朝三島茶碗(朝鮮時代)-y1

三島茶碗(朝鮮時代)

御売却済

李朝陶の静謐な美意識が感じ取れる三島茶碗です。見込みには端正な象嵌文様の華やぎがそっと寄り添い、外側には勢いのある刷毛目が残され、静と動がひとつの器の中で調和した魅力を宿しています。手取りの軽やかさと掌になじむ良い寸法は、日々の一服をやわらかく包み込むような存在感を湛えています。

商品コード
260403-3
時代
朝鮮時代
15 - 16世紀
重量
277g
口径
14.2cm
高さ
6.0cm
底径
5.8cm
次第
仕覆
桐箱(来歴:壺中居)
状態
・良好な状態を保っております
金直し
・口縁に金直しが2箇所あります(画像参照)

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三島

三島とは象嵌文様を施した粉青沙器の総称です。
その名称は象嵌の配列が三嶋大社(静岡県)の「三嶋暦」の字配りに似ることに由来するとされ、
一方で、三島(現・巨文島)を経由して日本にもたらされたことに因むとする説も伝えられています。
高麗時代に隆盛した象嵌青磁が次第に衰退するなか、
1392年に李成桂が李氏朝鮮を開いた後の新たな時代相を映すように、
15世紀には象嵌技法を巧みに用いた粉青沙器へと作風が転じました。
生乾きの柔らかな素地に陰刻や印花で文様を刻し、そこへ白土を象嵌して仕上げる技法が特徴です。
鉄分を多く含む素地に白象嵌が映え、釉薬を透して立ち上がる雅味は、
慎ましさの中にほのかな華やぎを湛え、静謐な品格を宿しています。
唐物茶碗の硬質な趣とは異なる素朴な風情は茶人に愛され、
茶の湯の世界に新たな展開をもたらしました。
文様や技法により、暦手、花三島、礼賓三島、彫三島、刷毛三島、御本三島などに分類され、
その無垢な味わいと温かみは、長く日本の茶人に玩好されてきました。
主たる茶碗の一つとして「写し」も繰り返し制作されています。
象嵌技法は手間がかかり量産に向かないため、
やがて衰退し、姿を消したとする説が有力視されています。