千家十職
Senke Jisshoku
千家十職
千家十職とは千家の流れを汲んだ茶道具を調製する十人十職の家柄です。
このような職家は他にも存在しましたが、
明治時代に現在の十職とされました。
この名称は歴史的なものではなく、
1915(大正4)年に大阪三越で「十職展」が開催されて以後、
「千家十職」という呼称が定着して流布したものです。
1933(昭和8)年頃に「十備会」が結成され、現在では三年毎に作品展が開催されています。
1985(昭和60)年、歴史と伝統を守りながら技術と創造性を高める為に「十職会」が結成されました。