花:黒椿(くろつばき)、木通(あけび)
器:時代籠花入
名残りの椿と新芽が出始めた木五倍子や木通の取り合わせ。
春本番に移り行く、まさに「今」の山の景色を感じさせる花です。
何でも受け入れてくれる籠は花を入れやすく、初心者にもオススメです。
横川志歩 先生
Shiho Yokokawa
<Profile>
東京都生まれ。
2005(平成17)年より花人・川瀬敏郎先生に師事。
全国各地で「なげいれ 花の教室」を開講。
https://nageire.jimdofree.com/(外部リンク)
花:藪椿(やぶつばき)、木五倍子(きぶし)
炉の花の主役として欠かす事ができない椿。
王道の土物や竹でなく、
名残りの椿に軽やかな小籠を選択させて頂きました。
落ち着いた風合いの飴色がしっとりと美しく、
木五倍子や木通の生命の息吹を包み込んでくれているかのようです。
爽やかな春らしい気分に華やぎ、大切な方をお招きしたくなりますね。
天平堂 今林崇
Takashi Imabayashi
※不定期コラムの為、花の時期が一致しない事もあります。
Photography
江藤徹 先生
Akira Eto
<Profile>
福岡県生まれ。
1997(平成9)年、カリフォルニア・インターナショナル・ユニバーシティー卒業。
福岡ソフトバンクホークス、ホテルオークラ福岡、西鉄グループのオフィシャルカメラマン。