古美術 天平堂

佐久間真勝

Sanekatsu Sakuma

佐久間真勝 1570(元亀元)年~1642(寛永19)年

佐久間真勝は佐久間勝之の長男として生まれました。
名を実勝・真勝、通称を将監、号を寸松庵・宗可・匿藪斎、法名を山陰といいます。
豊臣秀吉の小姓となり、
後に徳川家康から家光まで3代に仕えました。
1608(慶長13)年、従五位下伊予守に叙任しました。
1609(慶長14)年、名古屋城築城の普請奉行を務めました。
後に使番に列せられ、
1632(寛永9)年に作事奉行となり、
1633(寛永10)年に2000石を賜りました。
茶道を古田織部、小堀遠州、桑山宗仙に師事し、
門下に伊達道作、糸屋庄三郎、喜多見重勝、神尾元珍が知られています。
晩年に大徳寺塔頭・龍光院に寸松庵を建立して茶の湯三昧を過ごしました。
前庭一面に小松を植えていたので「寸松庵」の名があり、
この庵で愛蔵した伝紀貫之筆といわれる12枚の色紙は「寸松庵色紙」と称され、
平安時代を代表する古筆として名高いです。
元は堺の南宗寺の襖に36枚嵌められていたのを烏丸光広が譲り受け、
その中の12枚を真勝が割愛してもらいました。

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