エプロン・グラス(オールドバカラ)
10,000円(税込)
清楚で端正な佇まいを湛え、華美に傾く事なく、確かな存在感を放つシリーズです。底部に広がる放射状のカットは胴部に穏やかな律動を与え、光を受けた瞬間、繊細な反射が澄んだ輝きと深い余韻を齎します。1936年以前の作品には刻印がなく、当時は印刷シールが貼付されていた為、本作にもロゴマークは入りません。食前酒、冷酒、リキュール、デザートワイン等、香りと余白を静かに味わう一杯にふさわしい器です。
- 時代
- 20世紀前半(1936年以前)
- 重量
- 約 73g
- 口径
- 約 5.3cm
- 高さ
- 約 12.0cm
- 底径
- 約 5.7cm
- 備考
- 箱なし
残り6客
- 状態
- 良好
※現行のバカラ製品とは異なり、ハンドメイドならではの個性として、サイズ、厚み、重量の僅かな差異や、製造時に生じる引き離し痕、気泡、そして経年による微細な擦れが見られる場合があります。これらは手仕事の証、ヴィンテージならではの風合いです。
※同じシリーズを複数点まとめて仕入れている為、掲載品と異なる場合があります。
バカラ
バカラは各国王室に愛され続ける、
フランスを代表するクリスタルのラグジュアリーブランドです。
その始まりは1764年にフランス王ルイ15世が、
ロレーヌ地方・バカラ村にガラス工場の設立を許可した事に遡ります。
1816年には初のクリスタルガラスが誕生し、以来200年以上に亘り、
職人達の手技が光と影の芸術を紡いできました。
吹き、削り、磨き上げる、その一連の工程を極めるには、およそ15年の歳月が必要とされ、
M.O.F(フランス国家最優秀職人章)を受章した匠を50名以上も輩出しています。
バカラのクリスタルは「フルレッドクリスタル」と呼ばれ、
酸化鉛含有率30%以上という厳格な品質基準を誇ります。
その為、製品化されるのは全体のわずか6-7割。
残りは基準に満たず、破棄される程のこだわりです。
世界中のセレブリティを魅了するその透明感と煌めきは、
祝福の場にふさわしい華やぎを添え、
日常のひと時を非日常へと昇華させる力を秘めています。




