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 天平堂
絵刷毛目徳利(矢野直人)-1

絵刷毛目徳利(矢野直人)

24,200(税込)

李朝の気韻と現代の息吹を宿す鶏龍山徳利です。鉄分を多く含む胎土に白泥を刷毛で施し、躍動感ある筆致で鉄絵文様が描かれています。酒を注げば、とくとくと心地よい音色が響き、使い手の心も満たしてくれます。

商品コード
240326-19
作者
矢野直人
1976(昭和51)年生
重量
279g
横幅
9.8cm
口径
3.5cm
高さ
13.1cm
底径
5.1cm
備考
8分目で約350ml
次第
共箱
共布
状態
新品

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矢野直人 1976(昭和51)年生

矢野直人は佐賀県唐津市に生まれました。
1994(平成6)年、5年間アメリカに留学します。
2002(平成14)年、佐賀県有田窯業大学校を卒業しました。
2003(平成15)年、佐賀県有田窯業大学校嘱託講師に就任しました。
2004(平成16)年、自宅(殿山窯)にて作陶を始めました。
2008(平成20)年、韓国・蔚山にて6ヶ月作陶しました。
2015(平成27)年、割竹式登窯を築窯しました。
確かな鑑識眼、斗出した実力を備え、
今日における唐津焼の人気を牽引しています。


鶏龍山

鶏龍山は韓国忠清南道広州市にそびえる名峰で、
連なる峰々の稜線が鶏冠や龍頭を連想させる独特の山容を成しています。
その山麓一帯には多くの古窯址が点在し、
15-16世紀を中心に、鉄分を多く含む胎土に白泥を刷毛で施し、
自由闊達な筆致で鉄絵文様を描いた粉青沙器が焼成されました。
これらの作品は総称して「鶏龍山」と呼び慣わされ、今日において世界的な評価を得ています。
三島、刷毛目、白磁、黒釉等の様々な技法が展開され、
器形は鉢、碗、皿、瓶、壺等の多岐に亘ります。
1929年に神田惣蔵や野守健により初の本格的な発掘調査が行われ、
1992-93年には韓国国立中央博物館と湖巌美術館による再調査が実施されました。
これらの調査成果は粉青沙器研究の基盤を築く、重要な資料となっています。