雲間に舞う吉祥の双鶴を背に、悟りの境地に至った羅漢が静かに座す姿を描いた南京赤絵の優品です。宗教的な尊崇と世俗の祝意が交錯し、裏面に記された「天下太平」の銘には、時代を越えて平安と繁栄を願う切なる祈念が込められています。類似品が東京国立博物館や、京都国立博物館に確認できます。
⇒ 文化遺産オンライン(東京国立博物館)
⇒ 文化遺産オンライン(京都国立博物館)
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- 商品コード
- 251214-25
- 時代
- 明 - 清時代
17世紀
- 重量
- 519g
- 口径
- 20.7cm
- 高さ
- 2.8cm
- 底径
- 13.0cm
- 次第
- 桐箱
- 状態
- 完品(口縁に虫喰があります)
美しい肌、理想的な彩色、秀抜な焼き上がりと優品の条件を満たしています。


南京赤絵
南京赤絵とは明時代末期から清時代初期に景徳鎮民窯で焼成された五彩磁器です。
狭義には天啓赤絵や色絵祥瑞とは区別される傾向があり、
独自の様式として位置付けされています。
その名称は明王朝の都が南京にあったことに由来し、
中国から渡来した色絵(五彩)磁器を漠然と包括する呼称として定着しました。
透明感のある乳白釉を施し、色絵のみで構成されているものが多く、染付の使用は控えめです。
欧州向けには主に壺、盤、水注、花瓶、大徳利、蓋物などの大作が中心を成し、
日本向けには食器や茶道具により構成されています。











