斑唐津片口(矢野直人)
御売却済
胎土に含まれる微粒の鉄分が溶け出したり、窯を焚く燃料である松灰が掛かったりして、還元焼成で乳白色の表面に青色の斑文が美しく出ています。
お問い合わせ
- 商品コード
- 240326-21
- 作者
- 矢野直人
1976(昭和51)年生
- 重量
- 341g
- 径
- 15.0×12.8cm
- 高さ
- 7.5cm
- 底径
- 5.6cm
- 次第
- 共箱
共布
栞
- 容量
- 8分目で約310ml
- 状態
- 新品
矢野直人 1976(昭和51)年生
矢野直人は佐賀県唐津市に生まれました。
1994(平成6)年、5年間アメリカに留学します。
2002(平成14)年、佐賀県有田窯業大学校を卒業しました。
2003(平成15)年、佐賀県有田窯業大学校嘱託講師に就任しました。
2004(平成16)年、自宅(殿山窯)にて作陶を始めました。
2008(平成20)年、韓国・蔚山にて6ヶ月作陶しました。
2015(平成27)年、割竹式登窯を築窯しました。
確かな鑑識眼、斗出した実力を備え、
今日における唐津焼の人気を牽引しています。
斑唐津
斑唐津とは失透性の藁灰釉が施された唐津焼です。
白濁した釉薬が変化に富んだ斑状になり、
古唐津の中でも最も古い岸岳系の窯で多用された技法として知られています。
還元焼成では乳白色の中に青みが差した物も見られ、
酸化焼成では黄ばんだ風合いとなります。
酒を注ぐと見込みが美しく映え、
中でも「斑唐津の筒盃」は酒盃の王者に相応しい貫禄を示しています。