刷毛目ぐい呑(矢野直人)
13,200円(税込)
躍動感ある刷毛目が見事なぐい呑です。最後の1客となります。
- 作者
- 矢野直人
1976(昭和51)年生
- 重量
- 78g
- 口径
- 9.3cm
- 高さ
- 3.9cm
- 底径
- 3.1cm
- 次第
- 共箱
共布
栞
- 状態
- 新品
刷毛目
刷毛目とは鉄分の多い素地に刷毛で白泥を施し、
透明釉を掛けて焼成した粉青沙器です。
粗雑な素地を白磁のように美しく見せようと白化粧を行う際、
白泥の中にどっぷりと浸し掛けにすると水気が回って壊れ易くなる為、
刷毛で塗る方法が取られた事に始まったという説や、
作業工程を簡略化したという説等も知られています。
日本に将来された粉青沙器の刷毛目茶碗は茶人間で珍重されました。
時代や装飾上の特徴から様々な名称が与えられ、
和物茶碗においても意匠化されました。
茶碗では平たい端反りの器形が多く見られます。
矢野直人 1976(昭和51)年生
矢野直人は佐賀県唐津市に生まれました。
1994(平成6)年、5年間アメリカに留学します。
2002(平成14)年、佐賀県有田窯業大学校を卒業しました。
2003(平成15)年、佐賀県有田窯業大学校嘱託講師に就任しました。
2004(平成16)年、自宅(殿山窯)にて作陶を始めました。
2008(平成20)年、韓国・蔚山にて6ヶ月作陶しました。
2015(平成27)年、割竹式登窯を築窯しました。
確かな鑑識眼、斗出した実力を備え、
今日における唐津焼の人気を牽引しています。