熊谷保興
Yasuoki Kumagai
16代 熊谷保興 1940(昭和15)年生
16代熊谷保興は15代熊谷紅陽の長男として福岡県に生まれました。
1962(昭和37)年、金沢美術工芸大学彫刻科を卒業後、東京で辻清明に師事しました。
1968(昭和43)年、西部工芸展で朝日優秀賞を受賞しました。
1973(昭和48)年、日本工芸会正会員となりました。
1975(昭和50)年、上野焼・熊谷本窯16代を襲名しました。
1981(昭和56)年、西部工芸展審査員に就任しました。
1984(昭和59)年、国指定伝統工芸士に認定されました。
1990(平成2)年、秋篠宮殿下に献上の花入を制作しました。
天皇陛下がとびうめ国体で福岡行啓の際、献上の茶入を制作しました。
皇太子殿下に献上の花入を制作しました。
1995(平成7)年、作品がイギリス大英博物館に収蔵されました。
1996(平成8)年、作品が福岡県立美術館に買い上げられました。
現代上野焼の第一人者として名高く、温厚な人柄で知られています。