岡田裕

Yu Okada

 晴雲山の開祖・権左衛門は肥前国に生まれて陶業に従事していましたが、
深く技を極める為に諸国を巡歴して、
1782(天明2)年に萩城下の小畑に居を定めて築窯しました。
長門国萩藩9代藩主・毛利斎房候に献納し、
1796(寛政8)年に家臣の列に取り立てられて族籍・俸禄を賜りました。

初代 岡田権左衛門 生年不詳~1811(文化8)年

2代 岡田平右衛門 生年不詳~1831(天保2)年

3代 岡田仙八 生年不詳~1893(明治26)年

4代 岡田良輔 生年不詳~1878(明治11)年

5代 岡田淳輔 生年不詳~1938(昭和13)年

6代 岡田政右衛門 生年不詳~1974(昭和49)年

7代 岡田仙舟 1916(大正5)年~2004(平成16)年

8代 岡田裕 1946(昭和21)年生

 岡田裕は7代岡田仙舟の長男として山口県に生まれました。
1968(昭和43)年に慶応大学を卒業後、
会社に就職していましたが、
1972(昭和47)年に帰郷して父に師事しました。
1975(昭和50)年、九州山口陶磁展で受賞しました。
1980(昭和55)年、作品が外務省に買い上げられました。
1982(昭和57)年、九州山口陶磁展、山口県美術展で受賞しました。
1984(昭和59)年、田部美術館「茶の湯の造形展」で優秀賞を受賞しました。
1985(昭和60)年、田部美術館「茶の湯の造形展」で奨励賞を受賞しました。
九州山口陶磁展、山口県美術展で受賞しました。
1986(昭和61)年、西日本陶芸展で山口県知事賞を受賞しました。
伝統工芸新作展でNHK賞を受賞しました。
1988(昭和63)年、伝統工芸新作展で支部長賞を受賞しました。
山口県美術展で受賞しました。
萩市文化奨励賞を受賞しました。
1989(平成元)年、田部美術館「茶の湯の造形展」で優秀賞を受賞しました。
西日本陶芸展で熊本県知事賞を受賞しました。
1993(平成5)年、田部美術館「茶の湯の造形展」で奨励賞を受賞しました。
伝統工芸新作展で下関市長賞を受賞しました。
1994(平成6)年、伝統工芸新作展で朝日カルチャーセンター賞を受賞しました。
山口県芸術文化振興奨励賞を受賞しました。
1995(平成7)年、田部美術館「茶の湯の造形展」で奨励賞を受賞しました。
1996(平成8)年、茶道美術公募展で淡交社賞奨励賞を受賞しました。
1997(平成9)年、伝統工芸新作展で山口朝日放送賞を受賞しました。
1998(平成10)年、伝統工芸新作展でNHK賞を受賞しました。
山口県文化功労賞を受賞しました。
1999(平成11)年、「白釉窯変壷」が宮内庁に買い上げられました。
NHK連続ドラマ「緋が走る‐陶芸青春記‐」の陶芸監修を務めました。
2001(平成13)年、山口県選奨(芸術文化功労)を受賞しました。
2002(平成14)年、日本工芸会理事、山口支部幹事長に就任しました。
2004(平成16)年、晴雲山・岡田窯8代を襲名しました。
2006(平成18)年、山口県指定無形文化財に認定されました。
長い歴史を刻んできた名門窯としての伝統を守りながら、
現代感覚に溢れた完成度の高い作風を展開しています。
藁灰を用いた白萩釉に紅紫色の窯変をもつ壷等を主体とし、
様々な形の型紙を用いて化粧土を吹き付ける「炎彩」にも取り組んでいます。