古美術 天平堂

濁手桜紅葉文ぐい呑(15代 酒井田柿右衛門)

御売却済

桜と紅葉を題材とした春秋の華やかな濁手ぐい呑です。凛とした優美な雰囲気を醸し出しており、上質なおうち時間を過ごす事ができます。

作者
15代 酒井田柿右衛門
1968(昭和43)年生
状態
完品
重量
76g(桜ぐい呑)
61g(紅葉ぐい呑)
桜ぐい呑
(口径)6.2cm
(高さ)5.6cm
(底径)4.0cm
紅葉ぐい呑
(口径)6.2cm
(高さ)4.8cm
(底径)3.5cm
次第
共箱
共布
商品コード
210626-3

お問い合わせ

15代 酒井田柿右衛門 1968(昭和43)年生

15代酒井田柿右衛門は14代酒井田柿右衛門の長男として佐賀県に生まれました。
本名を浩といいます。
2010(平成22)年、九州産業大学芸術学部美術学科非常勤講師に就任しました。
2012(平成24)年、有田陶芸協会会員となりました。
2013(平成25)年、柿右衛門製陶技術保存会会長に就任しました。
日本工芸会正会員となりました。
2014(平成26)年、15代酒井田柿右衛門を襲名しました。


近代柿右衛門が到達した技術力の結晶「濁手」

最盛期の柿右衛門様式を代表する濁手は欧州への輸出向けに開発された技法で、
伊万里の歴史の中でも究極の至芸といえ、
柿右衛門様式における最高品質の白磁素地として確立されました。
18世紀以降は磁器輸出の激減に加えて濁手も途絶えてしまいますが、
1953(昭和28)年に12代酒井田柿右衛門と13代酒井田柿右衛門が濁手素地の復興に成功し、
12代の晩年を飾るに相応しい究極の到達点・偉業となりました。


「自作物(濁手)」と「窯物(錦手)」

15代酒井田柿右衛門は濁手を「自作物」とし、
それ以外の作品を「窯物(量産用の高級調度品)」と明確に区別しています。
自作物(濁手)は「無銘」、窯物(錦)には「染付銘」が入ります。
「濁手」は美術品としての最高品質を保持する為、
上級技術者の精鋭による「柿右衛門製陶技術保存会」が担当し、
過去の模倣に留まらない孤高の表現技法として継承されています。