古美術 天平堂

撫子絵平茶碗(16代 永樂善五郎 / 而妙斎宗左 書付)

100,000

撫子に清流が描かれた涼感漂う平茶碗です。凛とした華やかなお席を演出できます。

作者
16代 永樂善五郎(即全)
1917(大正6)年~1998(平成10)年
状態
完品
重量
188g
口径
14.6cm
高さ
5.6cm
底径
4.5cm
次第
共箱
表千家14代 而妙斎宗左 書付(銘:清流)
商品コード
210311-2

16代 永樂善五郎(即全) 1917(大正6)年~1998(平成10)年

16代永樂善五郎は15代永樂善五郎(正全)の長男として京都に生まれました。
名を茂一、通称を善五郎、号を即全といいます。
1930(昭和5)年に京都市立美術工芸学校に入学しましたが、
1932(昭和7)年の父の死去に伴って、
1933(昭和8)年に退学しました。
1935(昭和10)年、16代永樂善五郎を襲名しました。
1936(昭和11)年に三井高棟の大磯城山荘内に「城山窯」を築窯し、
1945(昭和20)年まで作陶に出向きました。
1958(昭和33)年、源氏物語五四帖に因んだ連作を発表しました。
これは1952(昭和27)年に京都大学文学部・吉沢義則の講義を受けた事によります。
1960(昭和35)年、「京都伝統陶芸家協会」の結成に参加して会長に就任しました。
1971(昭和46)年、表千家13代即中斎宗匠より「陶然軒」の席号を授かりました。
1983(昭和58)年、京都府文化功労賞を受賞しました。
1985(昭和60)年、文部省より地域文化功労者として表彰を受けました。
1986(昭和61)年、京都市文化功労者として表彰を受けました。
1990(平成2)年、勲五等瑞宝章を受章しました。
1992(平成4)年、京都府文化賞特別功労賞を受賞しました。
1998(平成10)年、長男・紘一に家督を譲って隠居し、「即全」と号しました。
千家十職による「千松会」等を開催し、茶陶界において精力的に活動しました。
作品は染付、色絵、金襴手、交趾、祥瑞等、華麗で伝統的な茶陶を中心としました。
源氏物語を題材とした「源氏物語五四帖」の茶陶は即全の壮年期を代表する仕事であり、
文学の世界を陶芸に融合させた作品として特筆すべきものです。


表千家14代 而妙斎宗左 1938(昭和13)年生

表千家14代而妙斎宗左は表千家13代即中斎宗左の長男として生まれました。
名を岑一郎(後に宗員・宗左・宗旦)、号を而妙斎といいます。
1967(昭和42)年、大徳寺512世浩明宗然より「而妙斎」の号を授かり、「宗員」となる。
1980(昭和55)年、表千家14代家元を襲名しました。
1990(平成2)年、利休四百回忌の茶会を営みました。
2008(平成20)年、京都市文化功労者として表彰を受けました。
2018(平成30)年、猶有斎に家督を譲って隠居し、「宗旦」を名乗りました。