むくげ(香月泰男)

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近代日本洋画界に偉大な足跡を残した香月泰男の水彩です。鮮やかな槿(むくげ)が絶妙なバランスで描かれています。

御売却済

作者香月泰男
1911(明治44)年~1974(昭和49)年
状態良好
種類紙に水彩、クレヨン
寸法39.4×27.0cm
額径55.0×43.5cm
次第「香月泰男鑑定登録会」鑑定証書
タトウ箱
商品コード: 181216-38 商品カテゴリー:

説明

香月泰男 1911(明治44)年~1974(昭和49)年

 香月泰男は開業医の息子として山口県長門市三隅に生まれました。
幼い頃に両親が離婚して厳格な祖父に育てられました。
山口県立大津中学校(現:山口県立大津高等学校)を卒業後、
川端美術学校を経て、
1931(昭和6)年に東京美術学校に入学して藤島武二に学びました。
1936(昭和11)年に東京美術学校を卒業後、
北海道庁立倶知安中学校(現:北海道倶知安高等学校)の美術科教師となりました。
その後、山口県立下関高等女学校(現:山口県立下関南高等学校)に転任しました。
1942(昭和17)年、太平洋戦争勃発により召集を受けて満州へ渡ります。
1945(昭和20)年にソ連に抑留されて、
シベリア・クラスノヤルスク地区のセーヤ収容所で強制労働に従事し、
その後の作品の主題・背景となりました。
1947(昭和22)年、シベリア抑留から引き揚げて下関高等女学校へ復職しました。
1948(昭和23)年、山口県立深川高等女学校(現:山口県立大津高等学校)に転任しました。
1960(昭和35)年に大津高等学校を依願退職し、
しばらく創作活動に専念していましたが、
1966(昭和41)年に九州産業大学に新設された芸術学部油絵科の主任教授となりました。
1969(昭和44)年、「シベリア・シリーズ」で日本芸術大賞を受賞しました。
1993(平成5)年、三隅町立香月美術館が開館されました。
2005(平成17)年、三隅町合併により「香月泰男美術館」に改名しました。
最晩年まで泰男の手元にあった作品や復元したアトリエ等が展示されています。
深い人間性の洞察を踏まえた制作と、
方解末と炭による独自のマティエールを追求して香月美術を確立しました。