藍九谷富士山文皿

¥150,000

白抜きで孤高の富士山を描いています。器面から清らかで澄み渡る空気や荘厳な大自然の息遣いが伝わってくるようです。

在庫あり

時代江戸前期(17世紀後半)
状態完品
口径14.8cm
高さ2.2cm
底径9.8cm
次第桐箱
類似品『柴田コレクション展(Ⅰ)』
佐賀県立九州陶磁文化館、P46,No102.
商品コード: 180903-5 商品カテゴリー:

説明

古九谷様式

 古九谷様式とは江戸前期に肥前有田で焼成された伊万里焼の様式です。
1640~50年代になると染付を中心とした伊万里焼に色絵技法が導入され、
この目覚しい技術革新で初期伊万里が新たに発展した古九谷様式へと変貌を遂げました。
中国の模倣に始まった色絵磁器が日本独自の展開を見せ、
茶人好みの作品も多く造られました。
絵付けが格段に良くなった作品も見られるようになり絵師の参加も窺えます。
在銘作品も飛躍的に増え、「角福」、「誉」等の様々な銘款が用いられました。
皿類の高台幅が広くなった事から焼成中に高台内の底部が垂れるのを防ぐ為、
磁胎と同じ材質で作られたハリという円錐状の支えを付ける手法が普及します。
色絵古九谷は欧州人の好みに不向きであった為か殆ど輸出されておらず、
国内の需要に応じて制作されたと推測されています。
古九谷様式も後半期には柿右衛門様式を思わせるような薄造りとなり、
絵文様も細密化していきます。

肥前年表(古九谷様式)