アラビアンナイト陶板(マイセン)

¥120,000

マイセンで最も人気の高いシリーズ「アラビアンナイト」の陶板画です。柔らかみある美しい白磁にスルターン(王)と妻が幻想的に彩られており、24金の豪奢な金縁装飾が世界観をより特徴付けています。現代マイセン五人組の一人に数えられるハインツ・ヴェルナー氏によるデザインでマイセン磁器製作所創立250周年記念にあたる1960年に新たな芸術志向を掲げて結成された「芸術の発展をめざすグループ」のリーダーとしての役割も果たしました。絵画と異なって陶板画は劣化しない事が強みであり、壁掛け用のフックが付けられていますので室内の装飾としてお楽しみ頂けます。

在庫あり

作者マイセン
状態完品
28.4×19.6cm
厚み1.3cm
商品コード: 170325-1 商品カテゴリー:

説明

マイセン(Meissen)

 マイセンは欧州で初めて硬質磁器の焼成に成功したドイツの名窯です。
17世紀の欧州では中国磁器や肥前磁器が王侯貴族を魅了し、
純白で薄い艶やかな硬質磁器は欧州では未だ焼成する事ができませんでした。
ドイツのザクセン選帝侯・アウグスト強王は東洋磁器の熱烈な蒐集家であり、
錬金術師のヨハン・フリードリッヒ・ベトガーを幽閉して磁器焼成を命じました。
ベトガーはエーレンフリート・ヴァルター・フォン・チルンハウスの協力を得て、
エルツ山脈のアウエに白磁原料となるカオリンを含んだ鉱石を発見し、
1709年に硬質磁器の焼成に成功した事で西洋磁器の新たな歴史の幕が開きます。
1710年にドレスデンに「王立ザクセン磁器工場」が設立され、
硬質磁器製造の独占権が与えられました。
1733年に絶対的権勢を誇ったアウグスト強王が逝去しました。
アウグスト強王は重厚なバロック様式を好んだ大作彫像の注文が多かったのですが、
王亡き後は小物も手掛ける事ができるようになります。
フランスのワトー銅版画から生まれたロココ様式のワトー画と磁器人形等の制作が始まり、
この磁器人形は「マイセン人形」と呼ばれ、
その愛らしい表情や微笑ましい仕草が白磁の清らかさと相俟って爆発的な人気を生みます。
1865年に城麓の地であるトリービッシュタールに工場が移転して現在に至ります。
第二次世界大戦後の1946年にソ連は「マイセン」を有限会社の一部として管理しますが、
1950年にドイツ民主共和国に返還し、「国立マイセン磁器製作所」として発足しました。
1960年に未来に向かって創造性を生み出そうというテーマの下、
モーリッツブルク内で「芸術の発展をめざすグループ」が設立され、
1975年に国家功労賞を受賞し、新しい器形と優れたデザインの作品が次々と発表されました。

アラビアンナイト(千夜一夜物語)

 シャフリヤール王は妻の不貞を知って女性不信となり、首をはねて処刑しました。
女性不信となった王は街の生娘を宮殿に呼んで一夜を過ごしては翌朝に首をはねました。
側近の大臣が困り果てていたところ、大臣の娘・シェヘラザードが名乗り出て王の妻となりました。
シェヘラザードは毎夜、王に興味深い物語を語り、
話が佳境に入った所で「続きはまた明日」、「明日はもっと面白い」と話を打ち切りました。
王は話の続きが聞きたくてシェヘラザードを殺さずに生かし続け、
ついに王の悪習を止めさせました。