LOADING

TENPYODO
宝珠形釜(11代 大西浄寿)-y1

Hoju Shaped Kettle(11th Joju Onishi)

Sold Out

It is the kettle that imitates a hoju shape. The yuzu base and the rings are demon face. Hoju is said to have the virtue of removing misfortune and purifying turbid water, and it is said that it will make your wishes come true.

Product Code
220111-4
Artist
11th Joju Onishi
1808-1875
Weight
2,320g
Diameter
18.6×17.7cm
Top Diameter
10.0cm
Height
18.8cm
Bottom Diameter
11.8cm
Description
Wooden Box with Artist's Sign
Condition
Good Condition

The kettle maker removed the rust inside, reheated, and treated with lacquer. It has been heated several times, so it can be used as is.

Photo Gallery

  • 宝珠形釜(11代 大西浄寿)-1
  • 宝珠形釜(11代 大西浄寿)-2
  • 宝珠形釜(11代 大西浄寿)-3
  • 宝珠形釜(11代 大西浄寿)-4
  • 宝珠形釜(11代 大西浄寿)-5
  • 宝珠形釜(11代 大西浄寿)-6
  • 宝珠形釜(11代 大西浄寿)-7
  • 宝珠形釜(11代 大西浄寿)-8
  • 宝珠形釜(11代 大西浄寿)-9
  • 宝珠形釜(11代 大西浄寿)-10
  • 宝珠形釜(11代 大西浄寿)-11
宝珠形釜(11代 大西浄寿)-1
宝珠形釜(11代 大西浄寿)-2
宝珠形釜(11代 大西浄寿)-3
宝珠形釜(11代 大西浄寿)-4
宝珠形釜(11代 大西浄寿)-5
宝珠形釜(11代 大西浄寿)-6
宝珠形釜(11代 大西浄寿)-7
宝珠形釜(11代 大西浄寿)-8
宝珠形釜(11代 大西浄寿)-9
宝珠形釜(11代 大西浄寿)-10
宝珠形釜(11代 大西浄寿)-11

Video

11代 大西浄寿 1808(文化5)年~1875(明治8)年

11代大西浄寿は10代大西浄雪の養子です。
旧姓を森、幼名を清吉、名を三右衛門(後に清右衛門)、諱を道敬といいます。
幼くして浄雪の養子となり、
釜の型裏を砥石で磨く事を創始しました。
表千家11代碌々斎宗左より「浄寿」の号を授かりました。
代表作に「玄々斎好み常盤釜・常盤風炉」、「同鯱釜」、「吸江斎好み福庵釜」、「筋広口釜」、
「碌々斎好み羽子板釜」、「竹猗好み雲脚堂釜」、「阿弥陀堂形尻張釜」等が知られています。
作風は豪放華麗で力強く、仕上げにも創意工夫を凝らし、
近世の大西家の伝統に独自の境地を開きました。


茶の湯釜

茶の湯釜は席入りから退出まで常時替わらない亭主の成り代わりです。
「釜を懸ける」とは茶会を催す事を意味し、
その日の出来事を思い返しながら、
独服する心中は曇りのない清澄な境地に至るといっても過言ではありません。
茶の湯釜の主たる生産地は大きく四箇所に分けられます。
筑前(福岡県)の「芦屋釜」や佐野(栃木県)の「天命釜」が茶の湯釜の発祥地ですが、
後の千利休の時代に京都の三条釜座で多くの名工が輩出されると、
茶の湯釜の中心は「京釜」となり、
江戸時代には関東で江戸名越家、江戸大西家、堀家、山城家が「関東作釜」を成しました。
芦屋や天明等の鋳物師集団は「金屋」、工人は「金屋大工」と名乗りましたが、
江戸中期頃からは「釜師」と称するようになります。
釜師は依頼者である茶人や数寄者の好みや要望に応えるべく、
点前の変遷、趣向に合わせながら技巧を凝らしました。
大振りの釜は炉の季節(11月~4月)、
やや小振りの釜は風炉の季節(5月~10月)に使用されます。