古染付兎八卦文八角皿

¥80,000

人気の高い兎文を題材とした薄造りの古染付です。見込み周囲に八卦文が配され、厳しい造形、焼き上がり、良好な発色と何れも高水準に達しています。

In stock

時代明時代末期(17世紀前半)
状態縁に薄い入が1本あります(約2.5cm)
虫喰があります
口径20cm(最長:21cm)
高さ3.5cm
底径12.1cm
次第時代箱(桐箱)
SKU: 180722-1 Category:

Description

Kosometsuke

 Kosometsuke is a underglaze blue that was burned in jingdezhen-kiln around the tenkei (1621~27) years of the ming dynasty.
Especially known as a work for japan.
It is roughly divided into tea utensils and daily necessities that are custom-made items from japanese tea people.
The category of tea utensils is thick in general.
At the end of the ming dynasty, japanese tea people actively ordered tea utensils.
Most of the works have peeling at the edge due to the difference in shrinkage between the substrate and glaze.
This phenomenon is called “mushikui” because it looks as if a bug has crawled.
Usually it is a drawback, but japanese tea people rated it as an aesthetic effect.

Ming

絵文様の解説

 月に兎が住むという伝説は仏教説話ですが、月の餅つき伝説は日本独自のものです。
波兎は琵琶湖の竹生島をモチーフにしているとされ、
謡曲『竹生島』の「月海上に浮かんでは兎も波を走るか面白の浦の気色や」に因みますが、
鰐鮫を欺いて海を渡ろうとした因幡の白兎のイメージも投影されていると考えられます。
宋への留学を終えて帰路についた大応国師の船が嵐に遭遇した際に白兎が波上を疾駆して、
水路を開き窮地を脱したという説話も知られており、波兎との関係が注目されています。
又、波兎は火伏せの神としても知られており、火を扱う陶工だけでなく、
当時の人々の火伏せの神への信仰心も強い背景となっています。
月と共に描かれて不老不死や再生の象徴として古くから中国でも愛好されてきました。
初期伊万里においても明時代末期の古染付に類似する作品が確認されています。
構図もほぼ同じで月兎文様が描かれている事から古染付の影響と考えられています。
古染付に見られる兎は耳が短く、
初期伊万里においては耳が長いといった点も特徴の一つです。