こひき片口（伊藤明美）
19,800円(税込)
変化に富んだ景色ある粉引片口です。使い勝手が良く、重宝できるかと思います。
- 作者
- 伊藤明美
1964（昭和39）年生
- 重量
- 322g
- 径
- 10.5×9.3cm
- 高さ
- 10.7cm
- 底径
- 4.9cm
- 次第
- 共箱
共布
- 容量
- 8分目で約280ml
- 状態
- 新品
粉引
粉引（粉吹）とは鉄分の多い素地に白泥を浸し掛けし、
総体に透明釉を掛けて焼成した粉青沙器です。
無地刷毛目とは異なり、
高台やその周辺も含めて全面が白泥で覆われています。
表面の柔和な釉調があたかも粉を引いた（吹いた）様に見える事からの名称です。
永年の使用によって生じた「雨漏」と呼ばれる染みや、
白泥が切れて素地が現れた「火間」が見所の一つとされています。
茶碗、お預け徳利、ぐい呑みは垂涎の的として珍重されています。
15～16世紀を中心に焼成されました。
伊藤明美 1964（昭和39）年生
福岡県田川市に生まれる。
1992（平成 4）年 福岡県立田川高等技術訓練校にて陶芸の基礎を学ぶ。
1993（平成 5）年 有光武元氏に師事。
1997（平成 9）年 福岡県田川市にて作陶を始める。
NHK文化センター（北九州）陶芸講師となる。
2005（平成17）年 鞍手竜徳高校にて陶芸講師となる。
京都や東京でも個展を開催し、全国に根強いファンを有する。