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 天平堂
井戸しおげぐい呑(伊藤明美)-1

井戸しおげぐい呑(伊藤明美)

14,300(税込)

質朴で雰囲気の良い井戸ぐい呑です。

作者
伊藤明美
1964(昭和39)年生
重量
73g
胴径
5.6cm
口径
4.7cm
高さ
5.4cm
底径
3.4cm
次第
共箱
共布
状態
新品

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井戸

井戸とは高麗茶碗の一種です。
作行の相違から「大井戸」、「小井戸」、「青井戸」、「小貫入」等に区別されており、
井戸に準ずる一連の高麗茶碗は「井戸脇」と呼ばれています。
名称の由来については人物名や地名等の様々な諸説がありますが、
他の高麗茶碗と同様に定かではありません。
焼成された窯の所在や年代等の確証は定かではありませんが、
15~16世紀頃に慶尚南道付近の民窯で焼成された物と推測されています。
「一井戸、二楽、三唐津」と謳われるように高麗茶碗の最高位とされており、
古くから賞翫されてきた為か日本に伝来する井戸茶碗の数は比較的多いです。
村田珠光や千利休によって侘び茶が大成される中で高麗茶碗の受容は進んでいきますが、
中でも井戸茶碗は室町~桃山時代にかけて日本に請来され、
無作為の姿形や景色が侘びの茶風に適うものとして格別の存在になっていきました。
大らかで枯淡な美を見出して茶の湯に取り上げた茶人達の見立ての眼力や執着には、
並々ならぬものがありました。
16世紀末の天正年間末期には既に天下一の評価を受けていたとされ、
それだけに大名家の所蔵品に帰する物も多く、
所有者の名前を銘とする井戸茶碗が多いのも頷けます。


塩笥

塩笥とは胴部が膨んで口部が窄まった形状の壷です。
元来は塩を入れる器であったと伝えられています。
李朝の粉引や堅手等に見られ、
茶の湯では冬季の茶碗としても好まれています。
又、香炉や火入としても見立てられます。


伊藤明美 1964(昭和39)年生

福岡県田川市に生まれる。
1992(平成 4)年 福岡県立田川高等技術訓練校にて陶芸の基礎を学ぶ。
1993(平成 5)年 有光武元氏に師事。
1997(平成 9)年 福岡県田川市にて作陶を始める。
NHK文化センター(北九州)陶芸講師となる。
2005(平成17)年 鞍手竜徳高校にて陶芸講師となる。
京都や東京でも個展を開催し、全国に根強いファンを有する。