年祝い 古美術天平堂

年祝い

●お七夜

お七夜とは誕生から7日目の夜に赤ん坊の健やかな成長を願う行事です。
赤ん坊に名前を付けて社会の一員となる事を認めてもらいます。
赤飯、尾頭付きの鯛、昆布、紅白の麩等の祝膳を家族で食べ、
初宮参りまでの約1ヶ月間、命名書を飾ります。

●初宮参り

初宮参りとは生後一ヶ月頃に産土神に赤ん坊の誕生を報告し、
健康と幸せを祈願する行事です。
両親と父方の祖母が付き添って参詣し、
赤ん坊も父方の祖母が抱っこする風習ですが、
現在では両親だけで参詣したり、両家の祖父母も揃って参詣する等、
形に囚われなくなってきています。

●お食い初め

お食い初めとは新生児の生後100日目、又は120日目に行われる
子供が一生涯食べ物に困らない事を祈願する行事です。

●七五三

七五三とは男子は数え年3歳(満2歳)と数え年5歳(満4歳)、
女子は数え年3歳(満2歳)と数え年7歳(満6歳)の11月15日に行われる行事です。
地方によっては男子の3歳を行わなかったりします。
現在の長寿祝いと同様に数え年に代わって満年齢という考え方も多くなっています。
旧暦15日は二十八宿の鬼宿日(鬼が出歩かない日)に当たり、
何事をするにも吉であるとされました。
旧暦11月は収穫を終えてその実りを神に感謝する月であり、
満月日である15日に氏神への収穫の感謝を兼ねて子供の成長を祈るようになりました。
明治改暦以降は新暦の11月15日に行われるようになりましたが、
現在では11月15日に拘らずに11月中の土、日、祝日に行われる事が多いです。
近世までの日本は乳幼児が成人するまでの生存率が低く、
乳幼児の生存を祝う節目として定着しました。
お祝いに食べられる千歳飴は親が自らの子に長寿の願いを込めて細長くなっており、
縁起の良い紅白で着色されています。

●十三参り

十三参りとは旧暦3月13日(現在の4月頃)に数え年13歳(満12歳)の少年少女が、
元服を迎え大人となった事に感謝し、
万物の福徳と英知を授かる為に嵯峨・法輪寺の虚空蔵菩薩に参詣する行事です。
別名を「知恵詣り」、「知恵もらい」といいます。
参詣の帰路で振り返ると授かった知恵を返さなければならないという伝承があって、
渡月橋を渡り終えるまでは後ろを振り向かない風習があります。

●還暦

還暦とは数え年61歳(満60歳)のお祝いです。
「華甲」とも称されています。
干支(十干十二支)が一巡して起算点となった年の干支に戻る事で、
日本における還暦祝いでは赤色の衣服(頭巾、ちゃんちゃんこ)が贈られます。
嘗ては魔除けで産着に赤色が使用されていた為、
生まれた時に帰るという意味からの風習です。

●古希

古希とは数え年70歳(満69歳)のお祝いです。
唐詩人・杜甫の『曲江』の「人生七十古来稀(七十年生きる人は古くから稀)」に由来します。
現在の長寿祝いは数え年に代わって満年齢の誕生日という考え方も多くなっています。

●喜寿

喜寿とは数え年77歳(満76歳)のお祝いです。
「喜」の草書体が「七十七」のように見える事に由来します。

●傘寿

傘寿とは数え年80歳(満79歳)のお祝いです。
「傘」の略字が「八十」と読める事に由来します。

●米寿

米寿とは数え年88歳(満87歳)のお祝いです。
「米」の字を分解すると「八十八」となる事に由来します。

●卒寿

卒寿とは数え年90歳(満89歳)のお祝いです。
「卒」の略字が「九十」となる事に由来します。

●白寿

白寿とは数え年99歳(満98歳)のお祝いです。
「百」から「一」を取ると「白」になる事に由来します。

●百寿

百寿とは数え年100歳(満99歳)のお祝いです。

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