天龍寺青磁一輪菊香合・佐久間将監の買取 古美術天平堂

天龍寺青磁一輪菊香合

時代 明時代
15〜16世紀
状態・詳細 立ち上がりにホツがあります
6.6cm
口径 5cm
高さ 4.2cm
底径 4.6cm
商品番号 a2779
価格 ¥400,000
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古美術 天平堂
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清麗で美しい発色を呈した古格漂う天龍寺青磁の一輪菊香合です。
幾重にも厚く施された青磁釉が静かで落ち着きある深みを醸し出しています。
1855(安政2)年に出版された「形物香合相撲番付表」では、
同類の作品が東二段目三位に位置付けされています。
室町時代までは唐物が茶陶の中核を担う荘厳な高級品として採り上げられ、
足利将軍も好まれた事から権力の誇示にも欠かせぬ物でありました。

龍泉窯で焼成された格調高い青磁 「天龍寺青磁」

天竜寺青磁とは元時代末期〜明時代初期を中心に龍泉窯で焼成された青磁です。
名称の由来は南北朝時代に足利尊氏が京都・嵯峨に天竜寺を建立する際に、
資金を集める一環として中国との交易を企てて天竜寺船を造り、
この手の青磁を多く輸入したので船名に因んで名付けたとする説や、
天竜寺に中国から招来された立派な浮牡丹手の香炉がある事から、
この手の色合いの青磁を寺名に因んで名付けたという説等も知られています。
失透性のやや黄緑色を帯びた釉薬が厚く施されているのが特徴です。
砧青磁は文様を表現しない無文様を基調としていましたが、
元時代には加飾を求める一般の風潮を受けて、
箆彫による劃花、量産に適した浮牡丹という貼花の装飾法が採用されるようになります。
又、鉄斑文を釉面上に飛ばした飛青磁も天竜寺青磁の特徴的な加飾法の一つです。

佐久間真勝 1570(元亀元)年〜1642(寛永19)年

佐久間真勝は佐久間勝之の長男として生まれました。
名を実勝・真勝、通称を将監、号を寸松庵・宗可・匿藪斎、法名を山陰といいます。
豊臣秀吉の小姓となり、
後に徳川家康から家光まで3代に仕えました。
1608(慶長13)年、従五位下伊予守に叙任しました。
1609(慶長14)年、名古屋城築城の普請奉行を務めました。
後に使番に列せられ、
1632(寛永9)年に作事奉行となり、
1633(寛永10)年に2000石を賜りました。
茶道を古田織部、小堀遠州、桑山宗仙に師事し、
門下に伊達道作、糸屋庄三郎、喜多見重勝、神尾元珍が知られています。
晩年に大徳寺塔頭・龍光院に寸松庵を建立して茶の湯三昧を過ごしました。
前庭一面に小松を植えていたので「寸松庵」の名があり、
この庵で愛蔵した伝紀貫之筆といわれる12枚の色紙は「寸松庵色紙」と称され、
平安時代を代表する古筆として名高いです。
元は堺の南宗寺の襖に36枚嵌められていたのを烏丸光広が譲り受け、
その中の12枚を真勝が割愛してもらいました。

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