柿右衛門濁手鉢の買取 古美術天平堂

柿右衛門様式濁手団龍文輪花鉢

時代 江戸中期
17世紀
状態・詳細 口縁に僅かな小ボツがあります
口径 19.4×18.8cm
高さ 8.3cm
底径 8.9cm
所載品 『古伊万里再発見』、創樹社美術出版、野田敏雄 著、P240,No243.
商品番号 a2715
価格 ¥1,500,000
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古美術 天平堂
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最高峰の技術が凝縮された盛期柿右衛門の名品です。
乳白色を呈した極上の濁手素地に、
躍動感ある龍文が鮮烈な彩色で緻密に描かれており、
西本願寺の転輪蔵内の腰瓦に嵌め込まれた陶板を髣髴とさせるかのようです。
虚栄を張って頭を下げる事を好まない独裁者である君主を龍に例え、
世を丸く統治できる威徳が備わった名君であって欲しいと願望する庶民の心を反映して、
龍を丸く描いた団龍文様が描写されたとも伝えられています。
良好な状態を保っており、
大切に伝世されてきた様子が窺えます。
『古伊万里再発見』の所載品です。

柿右衛門様式を代表する最高品質の白磁素地 「濁手」

最盛期の柿右衛門様式を代表する技法に濁手が知られています。
「濁し」とは佐賀地方の方言で「米の研ぎ汁」を意味し、
米の研ぎ汁のような温かみある乳白色の柿右衛門白磁を「濁手」や「乳白手」と呼びます。
通常の伊万里白磁や染付素地のように青味を帯びていない為、
色絵の美しさが鮮麗に映えます。
これは欧州への輸出向けに開発された技法で伊万里の歴史の中でも究極の至芸といえ、
柿右衛門様式における最高品質の白磁素地として確立されました。
余白を残しながら主文様を描く事で濁手素地と色彩美を調和した柿右衛門様式の作品は、
欧州の王侯貴族を魅了して根強い人気を博しました。

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